先日、

『冬の足のトラブル』

について、記事をかきましたが、
その後、予防策などのご質問をいただきました。

ですので、
今日は【予防策】について、書いてみたいと思います。

水虫の原因である【白癬菌】は、『空気感染』はしません。
水虫を触った『直接感染』も無いと言われています。
ですので水虫さんが居る場所で、一緒に過ごしても
適切な処置(対応)をすれば、感染を防ぐことが可能です。

 

「安心してください。防げますよ!!」

 

では、どのように【白癬菌】に感染するのでしょうか?

 

☆【白癬菌】はどこで増える(感染する)の?

白癬菌は、ケラチンという蛋白を栄養にして生きるカビの一種です。
ケラチンは皮膚の表面にある角質層にあります。
皮膚をこすると、『ポロポロと落ちる垢』が角質です。

ですので、水虫の症状は皮膚の表面に現れるというわけです。

また角層が変化したものが、爪です。
ということは、爪にも白癬菌が感染することがあります。

これを『爪白癬』といいます。

この症状の疑いがある場合は、
感染の予防が必要となるため、サロンでの施術はできません。
専門医(皮膚科医)への受診をお願いしています。

ちなみに、口の中や眼球などの粘膜には
ケラチンが無いので、水虫(白癬)にはならないんですね。

☆【白癬菌】はどうやって感染する?

一般的に、【白癬菌】が皮膚に付着後、
角質内に侵入し、感染するまで
最低24時間が必要だと言われています。

ですが、足の皮膚に傷口などがある場合は、
12時間で感染するというデータもあるそうです。

☆【白癬菌】をどうやって防げばよいの?

【白癬菌】が皮膚表面に付着しても、
24時間以内に身体(手足)をきれいに洗えば、
感染を防ぐことができます。

この時、ゴシゴシと体を洗わないようにしましょう。
強く体をこすり洗いをして皮膚に傷がつくと、
そこから【白癬菌】が角質層へ侵入しやすくなり
白癬に感染しやすくなる事があるからです。

石鹸をよく泡立て、優しくなで洗いをしましょうね。
(ちなみに、なで洗いは必要以上に油分を落とさないので、
お肌の乾燥予防にも効果的な洗浄方法ですね。)

軽石などで、かかとを必要以上にゴシゴシ削ると
角質を傷付けてしまい【白癬菌】が感染するリスクが高くなってしまいます。

自分で行う無理な角質ケアは危険ですので、サロンでのケアをしましょう。

☆公共の浴場・フィットネスクラブなどを利用したら

特にプールや入浴施設などの足ふきマットなどは、
水分を含んでいるので危険です。

自分は勿論、ほかの利用者も裸足で利用します。
せっかく身体をあらっても、
最後に足ふきマットやスリッパを使用した場合は、
【白癬菌】の付着が考えられます。

こういった場合には、24時間以内には足を洗うようにしましょう。
前にも書いた通り、石鹸を泡立てて優しくなで洗いを。
その際に、指と指の間も忘れずに洗うようにしましょうね。

☆清潔な環境を心がけましょう

自宅の床や、浴用マットなどは清潔にしましょう。
あまり神経質になる必要はありませんが、
こまめな拭き掃除や乾燥・洗濯は心がけたいですね。

また、毎日同じ靴を履くのも良くないです。
ブーツなどの密閉性が高い靴・ハイヒールなどは
足が蒸れやすく、指の間も湿気が溜まります。

一日履いた靴は湿気を多く含んでいるので、
菌が繁殖しやすくなります。
連日同じ靴を履くのを避け、
何足かの靴をローテーションで履き替えるように、心がけたいですね。

もちろん、靴下も毎日交換してくださいね。
ストッキングやナイロン製の靴下も、
通気性が悪いので、湿気が溜まりやすくなるので注意が必要です。

脱いだ靴下は清潔に洗濯をして、よく乾燥させましょう。

 

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と、いうわけで

毎日の生活では、次の事に注意しましょう。

・蒸れて湿気が溜まった不潔な状態は、【白癬菌】の溜まり場なので要注意。
・毎日の入浴で、足をキレイに洗いましょう。
・忘れやすい指や指の間も、石鹸で優しくていねいに洗うように心がけましょう。
・角質を傷つけると白癬菌が入りやすいたので、軽石などの無理なごしごし角質とりは控えましょう。
・毎日同じ「靴」や「くつ下」は使用せず、交換をしましょう。

水虫を予防するためには、原因である【白癬菌】が好む
ジメジメした不衛生な環境を作らないことが第一です。
足まわりを清潔に保つように心がけましょう。